そのうち考える

ビーム照らして行こうぜ!

ジャム 感想

さて、世間の話題はもうライブへと移行している中ハイパー今さらですが、何度か書いてはやめ書いてはやめを繰り返して放置していた関ジャニ∞ニューアルバム「ジャム」の感想を、なぜか突然完成させようと思いたち、書きました。

 

メトロック出演のニュースにテンションが上がって出戻った(?)ファンなのでシングルの曲もちゃんと聴いたのは割と最近で、この完成度の高いアルバムを、全部新曲!みたいな気持ちで聴けて最高だったことを先に述べておきます〜〜。

 

 


01.罪と夏

音楽番組なんかでちらっと観ていた感じでは、関ジャニ∞、なんかチャラい…!というイメージでした。なんだけど、聴いてるうちにじわじわハマってきますね。いつの間にかヘビロテ曲になってしまってちょっと悔しいです。笑
個人的に夏のオレら卍みたいな曲はあんまり好きではないんですけど、山田のコーラスとかストリングスとかが綺麗なおかげでその濃さがいい感じに薄まって楽しく聴けるのかなって!
そういえば、関ジャムの夏歌特集で、夏の歌の一人称は「俺」が多いっていうのの例にこの曲が挙げられていましたけど、この曲基本的には一人称は「僕」ですよね。しかも彼女の反応もあまりツレないっぽい。そんなところが関ジャニ∞の曲らしくてちょっと笑ってしまいます。
でも、すばるくんの「マジだぜ?」の破壊力は半端ないですね…これ、この曲のよさを半分くらい掻っ攫っていると言っても過言ではないのでは…?最高すぎます。もちろんりょーちゃんに「ダメだぜ?」って言われるのもぐっとくるものがありますね…!
あと、ラスサビ後半の入りで、リズムとかいろんな音総動員で盛り上げているドタバタ感が好きです。

 

 

02.今

爽やかでわくわくが心の底から湧き上がってくるようなのにどこか切ない…そんなイメージ。
今いるところも心地いいんだけど、それでも先に進んでいきたい関ジャニ∞、ということなのかなぁ。昔彼らを好きだった人が聴いたらどう思うのかな、なんてちょっとだけ思いました。なんとも思わないかもしれないけど。
この曲は音楽番組で先に何度も聴いていたわけですが、そんなに複雑なメロディーじゃないからすごく安心して聴いていられたし、ダンスがひたすらにかわいかったし、何度披露されても全然飽きませんでした!すごい!

 


03.DO NA I

マイクを奪い合うような、っていう表現がぴったりな、メンバーそれぞれが光ってる曲ですね!
ソロめっちゃ好きだなぁって思ったのはギター陣ですが、特にやすばの「惚れさしたるぜ かならず」がそれぞれ最高すぎる…ヒナちゃんの「かならず」に被るやすだの声もいいですよね…やすだの歌声が好きな人は多分この2箇所に心打たれていると思う。
それと、横倉を組ませてるところが多くてなるほど〜〜って思います。ちょっと高音の歌い方似てますよね、この2人!
あとめちゃめちゃどうでもいいことを言うと、「俺たちの楽しみ」のあとの Woo っていうの、絶対歌ってて気持ちいいと思う。

 


04.なぐりがきBEAT

関ジャニ∞にお馴染みのこんな世の中を頑張って生きていこうソングですが、この曲はなんか洗練されている気がする!のでこれからも音楽番組で披露する頑張るソングのレパートリーにならないかな〜〜って思っています。
これもじわじわハマった1曲で、聴いているとつい口ずさみたくなるのですが、「Round And Round」ってすごく言いにくくありませんか…!洋楽には詳しくないのでわかりませんが、Andに一音割く必要あったのかなというところが少しだけ疑問。笑
そしてラスサビのベースがかっこいい〜〜!

 


05.夢への帰り道

今回のアルバムで個人的に1,2を争う曲です。
まるくらの柔らかく心地よい声に始まり、少し切なさに胸がきゅんとするりょーちゃんパート。ヨコヒナも丁寧に歌っているのがわかるし、息を吐くようなさ、は行が良いやすだ、そして優しいすばるくんの声。っていう風に、歌い繋がれるソロパートが、どれもとても好き。
途中のギターソロとかを聴くとバンドでやっている姿も思い浮かぶのですが、この曲は1列に並んで歌ってほしい気持ちがあります。最後のラララで少しずつマイクが増えていくところを見たい。想像だけでちょっと泣けそう。ちなみに蒼写真やAll is wellのような感じを想像しているので、ライブの最後の1曲にする、っていうのを激推しなんですが実際はどうだったんでしょう…!やっぱり青春のすべてかな…(ライブに行けないくせにまだネタバレ踏んでいないのでわからない)
彼らだから素直に聴けるっていうのがあるし、大事に聴いていきたい1曲だなぁと思っています。

 


06.えげつない

キャッチーなサビは好き!
でもラップはあんまり好みでないのです…一時期すごく流行っていましたけど、ほんとによさがわからないんですよね…韻を踏んだ歌詞はすごく好きなのにな…
というわけで1番サビまで聴いて飛ばしちゃうことが多いのですが、これ、ファンが勝手に語り継ぐ彼らのエピソードが本人たちにフィードバックされるのってすごいですよね。歌詞を見たとき関ジャニ∞さんたちがどう思ったのかすごく気になる。笑
あと、「なんか言うてみぃ 丸山ァ!」はとてもいいと思います。笑

 


07.パノラマ

まず入りのベースの音が好き!イントロのスラップもかっこいいし、サビの跳ねるオクターブもいいし、子供向けアニメタイアップだから歌詞も幼めだしキラキラかわいいイメージだけど、実はベースがかっこいい1曲だと思います…!!
でも、聴いているとやっぱりライブDVDのかわいい姿が思い浮かんでしまうので、わたしの中では「聴けるテクノポップメドレー」でもあります。何言ってるんだ、ってもし気になるかたがいらしたらこのブログのエイタメDVDの感想を見ていただけるとわかると思いますが、大した話ではないです。笑
それにしてもラジオで好き好き言ってたのがこうやって少し時間を空けてもまたお仕事に繋がっていてすごいですね。

 


08.Never Say Never

コンペで通ったと言われて納得です…だってめちゃめちゃかっこいいもの…間奏とか特に。サビはキャッチーだから、CMでサビから流れ始めると盛り上がりがいい感じだろうし。
そして押韻がすごいですね。聴いていて楽しい。ちゃんと覚えたら歌うのもめちゃめちゃ気持ちよさそうですね。シークレットトラックでKINGの曲について一生懸命解説していたやすだくんを思い出しました。笑
要所要所のおーくらの低音がとてもよいし、2番サビ前はハーモニクスが入っているのも好きです。
それにしても関ジャニ∞ってなんでこんなにもヒーローを目指すのが似合うんでしょう。「タフなguysだって〜話さ」っていう歌詞、いいですよね。本気で夢見る少年、て感じで!

関ジャニ∞がやるものとしてはまた新しい感じで結構難しそうですが、それっぽい発言もありましたし、バンドでやってくれるのをめちゃくちゃ期待してます…!バンドじゃなかったら多分結構へこむので迂闊にネタバレを踏めない…笑

 


09.侍唄

レキシって、シキシキブンブンとかきらきら武士〜〜♫とかのイメージしかなかったので、こんな曲も作るんだ!とまず驚きました。笑
夕焼けっぽい橙色を感じるギターは大体好きなのですが、この曲も例にもれず、イントロのアコギもギターソロの音も大変好みです…
あと、そういう方面には詳しくないのですが、この曲、声にエフェクト(?)みたいなのが常時かかっていますよね…?そのざらざらした感じがなんか新鮮だなぁと思います。

 


10.S.E.V.E.N 転び E.I.G.H.T 起き

「まーこのー」「あーそのー」はいろんなメンバーに回っていくのかと思いきや、ずっとヨコヒナのターン!でしたね。すごくハマっていると思います。
この曲はあんまりちゃんと聴いていなくてもついわんつーわんつー!と言ってしまう。笑
アルバムの中ではそんなに聴くほうではないのですが、バンドでやるっぽいことがわかってから少し聴く頻度が上がったので、ライブでのパフォーマンスを観たらもっと好きになれるのかも!と期待している1曲です。

それにしても打つのが大変なタイトルでした。みなさんこの曲について語るときなんて呼称しているんだろうか!

 


11.NOROSHI

この曲はもう最高としか言いようがないです。
まずイントロのベースに色んな楽器が絡んでくる感じでテンションが上がるし、キーボ、トランペットも含めてちゃんとどの楽器にも見せ場があって、関ジャニ∞だからこそのバンド曲、って感じがする。そんな風に変わった編成でありながらちゃんとめちゃくちゃアツくてかっこいいバンド曲なんだからもう素晴らしいですね本当に。メトロックで聴いたら楽しかっただろうなぁ。新しい定番バンド曲になってほしいし、そうなっていくのかなと思っています。
歌詞を見ないと何を言っているのかあまりわからないけど、語感もすごくいいですよね。「世渡り上手いね、メンズ?」とか。
いったん落としてからラスサビに向けて盛り上がるCメロの展開も最高だと思います。りょーちゃんのがなる感じの声に合わせるまるちゃんのハモりも普段と違って厳つめだし、すばるくんが最高なのは言わずもがな…
キメ大好きなので、その面でも聴いていて楽しい。
とにかくアツくて最高だなって思います!

 


12.青春のすべて

りょーちゃんの言う通り、聖恵ちゃんが歌うのも聴いてみたい、というかむしろ聴かなくても想像できるくらいいきものがかりですよね。歌詞もメロディーも。笑
ハモりって結構大きなエイトの武器だと思うんですが、それを封じたユニゾンがずっと続くのがすごいなぁ新しいなぁ、と思いました。それも挑戦的でいいと思うのですが、最後のサビがくるとあぁ関ジャニ∞だ…!と安心するような気持ちもあったり。笑
ラスサビ前のやすだの歌い方がとても好きです。

 

 


以上でした!
初回A、B、通常盤それぞれに入っている曲たちはまだ聴けていないものもあったりするので(行動が遅い)、とりあえずここまでで。

 

個人的にはジャム、JUKE BOX以来の名盤だと思います。売り上げ的にもそのようなので個人的な意見でもないのかもしれないところも嬉しい。

 

間の2つのアルバムにももちろん好きな曲はありましたが、全体で見るとなかなかJBには及ばないなぁ、あれは名盤だったから仕方ないか、と思っていたのですが、ここに来てひとつ当てたな関ジャニ∞…!という気持ちです。わたしも戻るべくしてこの時期に戻ってきたのかも、と思わされました。

 

今のところすごくいいなあと思っているのは、「今」「夢への帰り道」「Never Say Never」「NOROSHI」あたりですが、聴き込んだりライブ映像を観ることで好きになっていく曲もあるんだろうなぁと思えるアルバムだし、今後もまだまだヘビロテしていきたいですね!